体育あそび
体育あそび100選
手や足で扱える用具を使っての遊び

人はなにかを手にすると、すぐにそれを振ったり、折ったり、まげたり、投げたりなどさまざまな使い方をしてみるものである。長さ・太さ・重さ・硬軟・形状・材質・色彩等の違いに応じて、その特質をうまく活用しあるいは制御して、多種多様の遊びを引き出す。脳の発達によって手や足はより複雑な用具の使い方ができるようになる。と同時に手足を使うことで脳の発達も促進されるのである。

遊ぶ用具
ポール、紅白球、砂袋、短縄、長縄、大綱、縄輪ゴムの鎖、ゴムひも、輪(カラーフープ、ゴム輪)、細竹、木棒、どこ棒、太竹布、、風呂敷、タオル、竹馬、古新聞紙、古タンポール、 空きかん、空き箱、空きビニール容器等
遊びの形
地床においての利用。手や足で自在に操作。
運ぶ、渡し合い、投げ合い、的あて、距離投げ、ゲーム
指導の主眼
・ポールはまるくてよくはねる、縄は自由な形になる、張れる、振り回せる、結べる等用具はそれぞれ特有の性質がある。それぞれの特質のおもしろさを味わわせながら使い方に慣れ使い方を工夫していく。
・2人、3人、大勢で競い合う形も多い。約束を守り協力してゲームに熱中させる。勝敗にこだわり過ぎたり、弱い者をのけ者にしたりしない気持ちを育てるようにする。
安全の要点
・長い物は人に当たりやすく、硬い物は当たった人に痛みや傷を与える。柔らかくて長い物は首や腰をしめつけるおそれがある。また壁や置き物を傷めたりガラスを割ることも多い。
・用具の取り扱いをよく教え、慣れさせると共に、常に人や物に対する注意を払って使用する習慣をつけていきたい。
先生のそばにかたまりっこ